東京海洋大学 海洋科学技術研究科 海洋管理政策学専攻を経て入社。バスダクト事業部 東京営業所 エンジニアリングチーム所属。バスダクトの設計、手配に携わる。

私は就活時にあえて業種は絞らず、「技術職として働ける会社であること」「女性社員が活躍できる会社であること」の2つに重点を置いて企業研究を進めていました。そのような中、学内での企業説明会に参加した際、大学OGの方がいきいきと仕事について語られる姿を見て「私もこんなふうに働きたい」と感じ、また、前述の2点に合致する会社であったために興味を持ちました。その後、社内見学ツアーに参加させていただいた時も、案内を担当してくださった方、仕事内容を説明してくださった方など、皆さんが親切に応対してくださいました。そのことにとても好感を抱き、「和やかでアットホームなこの会社なら、きっと長く働ける」と確信したことが入社の決め手となりました。

主にバスダクトの設計や製造の手配、完成品の納期調節などが、現在の仕事内容です。単純に作図を行うだけではなく、よりお客様の要望に沿ったルートを提案したり、現場からの急な変更に対応したりと臨機応変な動きを必要とされる仕事です。
突然の仕様変更で頭を抱えることもありますが、それだけに大きな達成感もあります。以前、担当したバスダクトが完納し、現場へご挨拶に伺った際、お客様から「こちらの急な変更や無理な要望にもすぐに対応してくれてありがたかった。また今度バスダクトを使うことがあったら共同カイテックさんにお願いしたい」とお褒めの言葉をいただき、それまでの苦労が報われた思いがしました。また、私が設計したバスダクトから供給される電気を、これから多くの方々が使っていくのだという事実から、「社会に役立つ仕事をやりとげた」と感じ、やりがいにつながっています。

現在、建築業界ではBIMを用いた新たなワークフローが注目を集めています。当社バスダクト事業部においても、今後BIMでの対応が増えてくることが考えられます。このような新しい技術に触れる機会があれば積極的に手を挙げ、勉強していきたいと考えています。前例がないために困難なこともあると思いますが、バスダクトのさらなる普及にもつながっていく要素であるので、努力を惜しまず取り組みたいです。
また、今後増えていくであろう若手女性社員、技術職の女性社員の手本となれるよう、キャリア形成のモデルを示すことができるような成長の道を少しずつ見つけていきたいと考えています。